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VTuberに大人気のfacerigとは?アバターで顔バレ防止も完璧!

2022-01-04 / Hanagi

facerigとは?

facerig(フェイスリグ)とは、2014年にルーマニアで開発されたソフトウェアで、ユーザーの顔の表情や動きをWebカメラで追跡しながら、パソコンの画面上では3次元のキャラクターモデルとして表現できるソフトウェアです。このソフトの開発に当たっては、クラウドファンディングが活用されたことで注目を集めました。現在では、日本人ユーザーがとても多く、Live2Dというソフトと連携させることによってVTuverが作成できるという点で人気を博しています。VTuberにとっては、顔バレ防止ができるという点で、facerigを利用することは大きなメリットがあるのでしょう。

2020年にはfacerigの後継ソフトとしてAmimazeが登場し、facerig自身のカスタマーサポートは2021年12月をもって終了します。しかしこれまでのユーザーは、facerigからAnimazeヘアバターを引き継ぐことで、これまでと変わらない楽しさと使い勝手の良さを維持することが可能です。

Facerigの後継版となるAnimazeは、無料で利用することが可能です。無料版の他には2種類のサブスクリプションプランがありますが、無料版でも一度に90分までのライブストリーミングができる他、ライブチャット機能も利用可能です。

年間利用料が19.99ドルのサブスクリプションプランは、無制限でバーチャルWebカメラが利用できる他、60FPSでストリーミングができたり、動画のエクスポートができるなど、より多くの機能を利用できます。2つ目のサブスクリプションプランはVIPプランと呼ばれており、動画チャンネルから月額500ドル以上の利益を出しているクリエーターが対象となります。年間にかかる費用は99.99ドルとなるものの、動画をMp4ファイルとしてエクスポートできたり、プロのストリーマーによる画像を利用できるなど、利用できる機能はさらに多くなります。

すでにfacerigを利用していたユーザーは、後継版のAnimazeのサブスクリプションが大幅にディスカウントしてもらえるだけでなく、facerigのアバターがAnimazeのアバターに自動変換され、無料で利用できるという特典もついています。

facerigのダウンロード・インストールは簡単

facerigは、ネット上からダウンロードするタイプのソフトウェアです。ダウンロードする際には、Steamというサイトを利用して購入します。購入する際には、自分の分身として利用できる3Dモデルと、格安で購入できる2Dモデルとがあります。2Dモデルを使用したい人は、facerig Live2D Moduleを選んでください。

ダウンロードしたfacerigは、そのままパソコンにインストールできます。インストールする際には、パソコンとWebカメラが必要になるので、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。基本的には、どんなスペックのパソコンでも、facerigを利用することは可能です。しかし、ゲーム実況のように長時間facerigを継続して利用することを考えているなら、パソコンのスペックには注意したほうが良いでしょう。パソコンのスペックに余裕がないと、facerigの動作が重くなってしまうリスクがあります。

Webカメラは、ユーザーの顔の表情や動きを感知するために必要なアイテムです。プロ仕様のハイスペックなカメラを準備する必要はありませんが、細かい顔の表情や動きまできちんと読み取らせるためには、それなりの品質のWebカメラを準備するのが得策です。もしも既に手元にWebカメラがあるなら、まずはそのカメラでfacerigを使ってみて、アバターの動きをチェックしながら、カメラの品質をアップグレードするかどうかを決めるというスタンスがおすすめです。

なお、facerigは画質をメインに取り扱うソフトなので、音声は必要ありません。音声がなくても、正常に作動します。しかしVTuberなら音声付きでゲーム実況など、音声が必要なことが多いのではないでしょうか。その場合には、マイクを準備しておけばOKです。アバターの動きと共に、その時の音声も動画に反映できます。

facerigの設定方法

facerigをインストールしたら、まずは初期設定を行いましょう。初期設定では、いくつかのポイントを抑えることで、快適な利用環境を整備できます。

1つ目に知っておきたい設定は、アバターの選択です。デフォルト設定で選べるアバターは約50種類程度あり、その中から好みで選びましょう。VIPサブスクリプションプランを選択すると、更に選択肢は多くなります。

2つ目の設定は、背景の選択です。さまざまな背景から選べますが、ユーザー自身が作成した背景にアバターのみを表示できる「透過」という背景もあります。これを選ぶと、後からクロマキー合成が可能となり、より楽しくクリエイティブなアバターと背景の組み合わせを楽しめます。

3つ目の設定は、アドバンスUIです。facerigを起動して、設定画面の上部に表示される「UI+」というメニューを選択します。ここで設定できるアドバンスUIは、facerigが推奨しているので、最初に設定することをおすすめします。ベーシックUIでも作動することはもちろんできますが、一部の設定が省略されています。詳細な部分まできちんと設定するなら、アドバンスUIでの設定が必要です。

4つ目に知っておきたい設定は、日本語化です。facerigのデフォルト設定では英語が選択されていますが、日本語にも対応しているソフトなので、日本語に変更したほうが、日本人の私たちにとっては使い勝手が飛躍的にアップするのではないでしょうか。設定方法を変更するためには、歯車の形をした設定ボタンをクリックした上で、Languageのタブを開き、Japaneseを選択します。

5つ目に知っておきたい設定は、facerigのロゴを非表示にするというものです。facerigのロゴが表示されたままでも実際の使用には問題はありません。しかし非表示にもできるので、VTuberなどビジネスでfacerigを利用している人は、非表示にするのが良いでしょう。ロゴの表示・非表示の設定は、設定画面で簡単に変えられます。

6つ目に知っておきたい設定は、入力デバイスの選択です。これはアドバンスUIの中で設定できる項目なのですが、高度なトラッキング設定というメニュー項目の中で変更します。Webカメラが選択されていれば問題ありませんが、この部分の設定が正しくないと、ユーザーの顔の表情や動きをアバターに反映できません、注意してください。

7つ目に知っておきたい設定は、仮想カメラ出力です。これもアドバンスUIの中で変更できる設定項目で、オンとオフかを選びます。オフでもfacerigを利用できますが、ライブ配信やゲームの録画などをする際には、オンにしておくのがおすすめです。

8つ目の設定は、トラッキングの自動調整です。表情の早い自動調整を選択しておくと、ユーザーの目や口の動きに合わせて、リアルタイムでアバターにも反映されます。

9つ目の設定は、顔バレ防止のための設定です。これはアドバンスUIの中で設定できるもので、「放送中のウェブカムフィードを非表示にする」をオンにしておけば、万が一にもライブ配信中に顔バレした、という事故を防ぐことができます。

facerigの便利な使い方

facerigで作成したアバターは、スクリーン上では自分自身の分身として利用できます。顔の表情や動きをアバターに反映させるだけでなく、アバター自身にちょっとしたアクションをさせることもできます。

例えば、アバターのサイズを大きくしたり小さくしたり、移動したり回転させることもできます。この操作は、Altキーを押しながらマウスのホイールやドラッグを利用することで対応できます。

また、アバター自身に簡単なアクションをさせることも可能です。例えば、右手を振るとか左手を振るとか、舌を出すとか頬を膨らませるなど、デフォルトで設定されているアクションの中から、自由に選択できます。モデルによっては、独自にアクションを設定できるカスタム動作もあるので、いろいろ試してみるのも良いでしょう。

複数のアバターを同じスクリーン上に追加することもできます。この場合、facerigの画面の右下に配置されている「+」のアイコンをクリックすると、新規アバターを作成できます。作成したアバターは、画面の右下にゴミ箱が配置されていて、そこへドラッグすることで削除することもできます。

アバターに口パクをさせることもできます。これは、「オーディオベースのリップシンクに切り替え」という設定メニューをオンにすればOKです。ただし、ユーザーの動きと完全にリアルタイムで同期できるわけではなく、若干の時間差はあります。その点に関しては、facerigのデメリットだと考えて妥協してください。

facerigのアバターを投入する方法は、2通りあります。動画の編集段階で投入する方法と、録画する段階で自身をアバターに変えるという方法です。

編集によってアバターを投入する際には、ゲームの中継などをしながら、別途でfacerigを使って自信を録画しておき、後から編集によって2つの異なる動画を重ねるという方法で投入します。録画の際には、背景が透過となる設定をすることを、忘れずにしましょう。

録画の段階でアバターを入れる際には、録画ソフトを準備した上で、facerigのアバターを表示する設定をした上で、動画の録画を行います。この方法はゲーム中継などにおすすめで、ゲームの臨場感やゲーム音を妥協することなく、アバターとコラボすることが可能です。