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CD-RとDVD-R の違いってなに?書き込み容量とその性質を解説

2021-11-10 / Hanagi

目次:

CDとDVDの明確な違いをご存知でしょうか。一般的には、「音楽を聞くもの」DVDは「映像をみるもの」という、イメージをもっているかもしれません。しかしDVDのなかには、DVDオーディオと呼ばれる音楽が収録されたものや、映像が収録されたCDなども存在します。

またCD・DVDにはさまざまな規格があり、それぞれに特徴や用途が異なるのです。ある程度理解しておかないと、混乱してしまうこともあるでしょう。そこで今回はCDとDVDの違いについて詳しく解説していきます。

DVDの種類

DVDは直径12cm、厚さ1.2mmの円盤形記録メディアです。そのサイズと形状はCDとほぼ同一です。また、DVDには市販されているDVD-ROMをはじめ、さまざまな規格が用意されております。用途によって使いわけたり、その規格でなければ収録できなかったりするデータなども存在するのです。

「DVD-R/+R」片面一層4.7GB

DVD-R(+R)は一度だけ記録できるDVDです。書き込みを完了すると取り消しや、上書きなどは利用できません(ただし録画用で、ファイナライズを行なっていない場合は空白エリアに記録可能)。またDVD-Rは、片面一層ディスクという特徴があります。価格が安くどこで入手できるDVDのため、最もポピュラーな存在といえるでしょう。

「DVD-R DL/+R DL」片面二層8.5GB

DLはDualLayer(デュアルレイヤー) のことで、片面二層ディスクのことを指しています。容量が約2倍になることで、多くのデータを収録可能です。長時間の録画や、リッピングしたデータの書き込みに向いています。ただし記録・再生には、DVD-R DLに対応したドライブが必要になります。機種によっては使えません(現在の機器はほぼ対応している)。

「DVD-RW/+RW」片面一層4.7GB

約1,000回の書き込みが可能(メーカーによって異なる)な、DVDです。失敗したデータの書き込みのやりなおしや、上書き保存などを利用できます。非常に汎用性の高いDVDといえるでしょう。

またDVD-Rと比べて耐久性が高く、時間経過による読み込み不良になりにくい性質をもっています。ただしDVD-Rと比べて価格が高いため、用途によって使いわける方が得です。

「DVD-RAM」

DVDでは最高の10万回の書き込みに対応しております。対応の機器であれば再生や、録画を行えます(DVDスーパーマルチドライブなど)。またディスク式とカートリッジ式があるのも特徴です。一般的な用途では、あまり使うことのないDVDともいえるでしょう。

DVDの容量

DVDの容量は、片面一層式の4.7GBが基本となっています。映画やLIVE DVDなどは、片面二層式を採用していることが多いのです。その場合は8.5GBとなっています。またほとんど流通していませんが、両面仕様のものありその場合は、9.4GBが最大容量となっています。

DVDではこれ以上の容量は存在しません。さらに上位のブルーレイディスクであれば、数十GBの容量を収録できるようになっています(現在はウルトラブルーレイといわれる、数百GBの容量を収録できるBlu-rayもある)。

書き込み用のDVDを選ぶ時の注意点

DVDを書き込みに利用する際には、下記の2点に注意する必要があります。

・ DVDの規格とドライブ(レコーダー)の規格が同一である
・ 他の機器で再生できる書き込みに対応しているか

DVD-Rであれば、ほとんどのDVDプレーヤー、DVDドライブで対応しています。しかしRWやDL、RAMといった規格は対応している機器でなければ、書き込みも読み込みもできません(RWは読み込める)。買ったはよいものの、使い物にならないこともあります。そのため確実に対応している機器を選ぶ必要があります。

パソコンで使用する場合DVDマルチドライブかブルーレイドライブであれば、規格の心配をする必要はないでしょう。DVDレコーダーであっても、最近のものやブルーレイレコーダーであれば規格を気にする必要はほとんどありません。

「他の機器でも再生する人に貸したりする」場合であれば、汎用性の高いDVD-Rをおすすめします。

CDの種類

CDにはDVDと同じ12cm以外に8cmディスクも存在していました。しかし現在では使用されていないため、12cmディスクのみとなっています。CDはDVDより容量が小さく、記録媒体としての歴史も古いため種類はそれほど多くありません。以前はデータ保存としてCDを使用していましたが、現在ではほぼ使われなくなりました。

「CD-R」650MB・700MB

CD-RはDVD-Rと同じように、一度だけの書き込みに対応したCDです。上書きや取り消しはできません。主に音楽データを保存するなど、パソコンデータの記録用途として使うものとなります。映像や動画の保存には、ほとんど使用しません。

「CD-RW」650MB・700MB

DVD-RWと同様、繰り返し書き込み可能なCDです。上書き保存や取り消しにも対応しています。書き込み、再生には専用のドライブが必要になります。しかし現在のドライブであればすべて対応しているため、あまり気にする必要はありません。

「CD-ROM」

市販されている音楽CDやゲームディスクなどに、利用される規格です。読み取り専用なため書き込みすはできません。CDに対応した機器であれば、すべて読み込み可能となっています。

CD・VCD・DVDの違い

CDの中には映像を収録したVCD(ビデオCD)という、特殊規格でDVDと似たような機能をもったCDがありました。とはいえ容量がCDと同一であるため、動画データは圧縮されたものです(VHSの三倍モードと同じ画質)。DVDと比べると品質は悪いものであったため、普及することはありませんでした。

そのほかにもDVDの前身ともいえる、レーザーディスクシステムなどがありました。こちらはサイズが大きく両面ディスクであったため、入れ替えする手間があるというデメリットがあったのです。どちらもDVDの登場で、実質的に消滅しています。現在ではCD・DVD・ブルーレイの、3つがメディアとして残っています。

よくある質問

ここではYahoo!知恵袋で、いくつかの質問を収集してみました。気になる点があればこちらを参照してみてください。

DVD+RとDVDーRの違いは?

DVD-Rは、業界団体DVDフォーラム(DVD Forum)が規格したDVDです。最初に登場したことから普及していました。しかしDVD+Rは、業界団体のDVD+RWアライアンス(DVD+RW Alliance)が、独自に開発した規格です。DVDフォーラム規格との互換性はあるものの、同一規格ではないため別名になったものです。DVD-Rに比べて互換性が高く、古いレコーダーやドライブでも読み取りできるというメリットがありました。

DVD RとDVD RWの違いはなんですか?

基本的な機能はまったく同じですが、書き込み回数に違いがあります。DVD-Rは一度のみの書き込みに対応しているのに対し、DVD-RWは約1,000回の書き込みに対応しています。書き込み失敗のやりなおしや、上書きなどを行えるというメリットがあるのです。また読み込み不良の回避や、耐久性の面でもDVD-RWの方が優れているという特徴があります。

レンタルDVDの容量は、通常のDVDの容量(4.7GB)より大きいですが、特別な仕様のDVDなのでしょうか?

映画やアーティストのライブが収録されている市販DVDの多くは、片面二層(8.5GB)ディスクを採用しています。これは市販されているDVD-R DLと同一の容量で、特別仕様ではありません。データ容量が大きいほど、画質や音質的に有利です。そのため市販DVDでは片面二層ディスクを採用しています。

DVDは4.7GBですが、4.3GBくらいの動画ファイルが容量不足で書き込みできません。どうしてですか。

DVDのデータ容量は4.7GBと表示されていますが、実際は4,700,000,000 byte÷1024 ÷1024÷1024≒4,377Gとなります。これはメディア側で行う計算方式と、PCやレコーダー側で行う計算式が異なるために、起こってしまう問題です。

この数式だと4.3GBに対応できそうに感じるかもしれません。しかしファイル容量や別データなどで余分なデータを消費してしまうため、ギリギリで足りないという現象が起こってしまうようです。安全にデータを保存するなら、4.2GBくらいで収めてしまった方がよいかもしれません。

DVDレコーダーの容量がいっぱいで録画したものをパソコンに移したいのですけどできますか?

DVDレコーダーなどで、地デジやBSなどのデジタル放送を録画した場合もあるでしょう。そのデータをDVDに書き込むことで、他の機器でも視聴可能になります。しかしそのデータをPCに取り込む場合は、CPRMというコピープロテクトを解除しなければ取り込めません。CPRMを解除するには、別途解除用ソフトが必要です。

まとめ

今回の記事ではCDとDVDの違いについて、詳しく解説をいたしました。現在はブルーレイディスクなどの上位メディアが存在します。しかしレンタルや市販でもDVDで主流であるため、これからもDVDの取扱は続いていくものでしょう。

その一方でCDに関しては、現在ストリーミング配信やダウンロードでの音楽配信が主流になっていきました。活躍の場は減り続けているといえるかもしれません。今後は余程のことがない限り、CD-Rを使うタイミングはなくなっていくでしょう。どの規格が使う用途に向いているのか、価格と相談しながら使ってみることをおすすめします。